1990年にはフィリピンの約8分の1にとどまっていたベトナム経済が、2022年についにフィリピンを逆転した。2025年の名目GDPは約5,140億米ドルに達し、タイのGDP規模にも迫っている。

ベトナムGDP、フィリピンを超えタイの水準に迫る勢い

2000年になってもなお3倍差だったフィリピン

世界銀行データによれば、ベトナムの名目GDP(経常米ドル)は、1990年時点で約64億7,000万米ドル(約1兆72億円)と、フィリピンの約505億1,000万米ドル(約7兆8,634億円)の約8分の1にとどまっていた。

2000年になってもフィリピンは836億7,000万米ドル(約13兆257億円)、ベトナムは311億7,000万米ドル(約4兆8,525億円)と、差はなお3倍近くあった。1990年から数えると、差が完全に埋まるまでには30年余りを要している。

2022年ぶベトナム経済がフィリピン経済を逆転

転機は2022年だった。ベトナムのGDPは4,134億米ドル(約64兆3,581億円)となり、4,044億米ドル(約62兆9,570億円)のフィリピンを初めて上回ることになった。2025年のベトナムのGDPは約5,140億米ドル(約80兆195億円)に達している。

ベトナムの高中所得国入りが示す成長性

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