ベトナムの物流コストは国内総生産(GDP)比で約16%の水準が続き、なお高止まりしている。ベトナム国内には物流関連企業が3万4000社超あり、セクター全体でGDPの4.5-5%を占めるとされている。ベトナムの経済新聞「Vietnam Investment Review(ベトナム・インベストメント・レビュー)」が伝えている。

物流コスト削減、政府目標との数値の差

政府は2025年10月に承認した2025-2035年の物流発展戦略で、デジタル化を生産性向上の柱と位置づけ、物流コストをGDP比12-15%程度まで引き下げる方針を示している。同戦略の詳細では、2035年までに物流サービスの付加価値をGDP比5-7%、年平均成長率12-15%へ引き上げつつ、コストを12-15%に下げる目標を掲げる。

2050年にはさらに付加価値7-9%、成長率10-12%、コスト10-12%への長期ビジョンも示されているものの同戦略が「現状」として挙げる物流コストの水準は18-20%で、2026年8月時点で報告される約16%とは開きがある。

世界水準から見たベトナム物流の課題点

続きを読むには会員登録またはログインが必要です。