国際航空運送協会(IATA)が7月16日に発表したデータによると、ハノイ~ホーチミン間の国内線が、2025年の旅客数で世界の国内線の中で4番目に混雑する路線となった。旅客数は890万人に達し、アジアを中心とした国内線需要の高さを改めて示す結果となった。

世界の混雑路線ランキング、上位をアジア勢が独占

世界で最も混雑した国内線は韓国の済州~ソウル(金浦)間で、旅客数は1,330万人だった。次いで日本の札幌~東京(羽田)間(960万人)、福岡~東京(羽田)間(950万人)が続き、ベトナムのハノイ~ホーチミン間が890万人で4位にランクインした。

比較として、米国内で最も混雑した路線であるニューヨーク~ロサンゼルス間の2025年旅客数は220万人、欧州のバルセロナ~パルマ・デ・マヨルカ間は210万人にとどまっており、上位路線がいずれもアジア域内に集中していることが際立つ結果となっている。

2025年 世界で最も旅客数が多い空港間路線

順位空港間路線旅客数(万人)
1済州-ソウル(金浦)1,330
2札幌-東京(羽田)960
3福岡-東京(羽田)950
4ハノイ-ホーチミン890
5ジッダ-リヤド700
6メルボルン(タラマリン)-シドニー700
7上海(虹橋)-深圳620
8東京(羽田)-沖縄570
9ムンバイ(チャトラパティ・シヴァージー)-デリー550
10北京(首都)-上海(虹橋)550

世界市場は米国首位、中国が急追

IATAの世界航空旅客市場ランキングによると、米国は2025年も世界最大の市場であり続け、旅客数は8億9,010万人で前年比1.6%増となった。世界第2位の市場である中国は、より高い成長率(4.8%増)を記録し、7億7,610万人に達している。中国は2030年代に米国を追い抜き、世界最大の航空旅客市場になると広く予測されている。

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