世界保健機関(WHO)の推計で、ベトナムの30〜79歳の高血圧の人は約1,690万人(2024年)、血圧を管理できている人は15%にとどまった。ベトナム政府は2026年から全国民の無料健診を進め、使用者には従業員の年1回の健診義務が定められている。
WHO推計で高血圧1,690万人、管理率は15%
WHOの世界高血圧報告書によると、30〜79歳で高血圧の約1,690万人(2024年推計)のうち、診断を受けた人は51%、治療を受けている人は32%で、血圧が管理できている人は15%だった。
ベトナム循環器学会は10月2〜4日にダナン市で開いた第20回全国循環器大会で、2030年までに高血圧患者の少なくとも50%で血圧を目標値まで管理する「50/30憲章」を打ち出した。
無料健診で血圧を測定、職場の健康管理は年1回の法定健診
2025年9月16日付の政府電子情報ポータルによると、共産党政治局の決議72-NQ/TW(2025年)は、2026年から国民が少なくとも年1回、無料で定期健診または検診を受けられるようにする方針を掲げた。保健省の指針では、18歳以上の健診に血圧の測定が含まれる。
労働安全衛生法(法律84/2015/QH13)第21条は、使用者に年1回以上の従業員の健康診断を義務づける。健診を実施しない使用者への罰金を含む政令283/2026/NĐ-CPは、9月10日に施行された。
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ベトナム経済メディアInfoBank 編集長
三浦 賢弥
KENYA MIURA
山形県山形市出身。筑波大学大学院でのベトナム研究・ホーチミン市師範大学での留学を経て、JETRO(日本貿易振興機構)に入構。
ベトナム進出コンサルティング・市場調査会社に7年間携わり、2026年1月にベトナム経済メディアInfoBankを企画・運営する株式会社InfoBase創業。代表取締役に就任。
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