ベトナム・ホーチミン市で、AIカメラを用いた交通規制の運用が新たな段階に入っている。
交通警察官による目視確認を中心とした従来の運用から、車種・走行車線・ナンバープレートなどをAIで自動判別し、違反検知や交通状況の分析に活用する運用へと移行しつつある。今後ますます自動車の交通違反の自動検出が強化されていく見通しだ。
ベトナム・ホーチミンで進むAIカメラによる交通規制

現地紙Thanh Nienが8月4日に報じたところによれば、AIカメラは車両の種類、走行しているレーンの位置、ナンバープレートを識別できるという。これまで通用してきた「交通警察官が現場にいなければ違反は残らない」という前提が変わりつつある。
AIカメラで記録されやすい自動車の4類型
同記事が挙げるのは、
①赤信号無視
②車線変更時の実線越え
③進入禁止区域・道路への進入
④指定車線・通行区分違反
の四つだ。
罰則は、
①信号無視:1,800万〜2,000万ドンと免許4点の減点
②線変更時の実線越え:40万〜60万ドン
③進入禁止区域・道路への進入と④指定車線・通行区分違反はそれぞれ400万〜600万ドンと2点減点となる。
実線越えや通行区分違反が事故につながった場合は、2,000万〜2,200万ドン・10点減点まで引き上げられる。なお二輪車も対象で、赤信号無視は400万〜600万ドン、ヘルメット未着用は40万〜60万ドンが科される。
| 対象 | 違反内容 | 罰金 | 減点 |
|---|---|---|---|
| 四輪車 | 赤信号無視 | 1,800万~2,000万ドン | 4点 |
| 四輪車 | 車線変更時の実線越え | 40万~60万ドン | ― |
| 四輪車 | 進入禁止区域・道路への進入 | 400万~600万ドン | 2点 |
| 四輪車 | 指定車線・通行区分違反 | 400万~600万ドン | 2点 |
| 四輪車 | 実線越え・通行区分違反により事故を起こした場合 | 2,000万~2,200万ドン | 10点 |
| 二輪車 | 赤信号無視 | 400万~600万ドン | ― |
| 二輪車 | ヘルメット未着用 | 40万~60万ドン | ― |
※「―」は、本文中に減点の記載がないもの。
交通規制の変更に地図アプリが追いつかない
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