ベトナム・ホーチミン市で、AIカメラを用いた交通規制の運用が新たな段階に入っている。

交通警察官による目視確認を中心とした従来の運用から、車種・走行車線・ナンバープレートなどをAIで自動判別し、違反検知や交通状況の分析に活用する運用へと移行しつつある。今後ますます自動車の交通違反の自動検出が強化されていく見通しだ。

ベトナム・ホーチミンで進むAIカメラによる交通規制

Motorbike traffic on the road on a bridge with Vietnam flags in a city in Asia during rush hour. Nha Trang, Vietnam – August 22, 2024

現地紙Thanh Nienが8月4日に報じたところによれば、AIカメラは車両の種類、走行しているレーンの位置、ナンバープレートを識別できるという。これまで通用してきた「交通警察官が現場にいなければ違反は残らない」という前提が変わりつつある。

AIカメラで記録されやすい自動車の4類型

同記事が挙げるのは、

①赤信号無視
②車線変更時の実線越え
③進入禁止区域・道路への進入
④指定車線・通行区分違反

の四つだ。

罰則は、

信号無視1,800万〜2,000万ドンと免許4点の減点
線変更時の実線越え40万〜60万ドン
進入禁止区域・道路への進入と④指定車線・通行区分違反はそれぞれ400万〜600万ドンと2点減点となる。

実線越えや通行区分違反が事故につながった場合は、2,000万〜2,200万ドン・10点減点まで引き上げられる。なお二輪車も対象で、赤信号無視は400万〜600万ドン、ヘルメット未着用は40万〜60万ドンが科される。

対象違反内容罰金減点
四輪車赤信号無視1,800万~2,000万ドン4点
四輪車車線変更時の実線越え40万~60万ドン
四輪車進入禁止区域・道路への進入400万~600万ドン2点
四輪車指定車線・通行区分違反400万~600万ドン2点
四輪車実線越え・通行区分違反により事故を起こした場合2,000万~2,200万ドン10点
二輪車赤信号無視400万~600万ドン
二輪車ヘルメット未着用40万~60万ドン

※「―」は、本文中に減点の記載がないもの。

交通規制の変更に地図アプリが追いつかない

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