ベトナム南部のホーチミン市―ロンタイン高速で拡幅工事が進む。12月の商業運航開始を見据え、年内の基本完成を目指すが、工事の進捗率は契約額比61%超で、用地取得などが課題だ。

拡幅工事が進むホーチミン市―ロンタイン―ザウザイ高速道路(2026年4月撮影。写真:NHƯ NGỌC/Báo Pháp Luật TP.HCM

ベトナム南部の大動脈、22キロを8〜10車線へ

拡幅の対象は、ホーチミン市の環状2号線との接続部から、ドンナイ省でビエンホア―ブンタウ高速道路と交わる地点までの約22キロ。現在は往復4車線で、渋滞が日常的に発生している。

拡幅の幅は区間で異なる。環状2号線から環状3号線までの高架区間およそ4.8キロは4車線から8車線へ、そこから先のロンタイン橋を除く約14.7キロは10車線へ広げる。ロンタイン橋は既存橋とは別に5車線を新設し、主要構造は2026年12月、残る部分は2027年3月に完成する予定だ。

ホーチミン市-ロンタイン高速の区間別の車線数(拡幅前後)

総投資額は約15兆ドンで、着工は2025年8月19日だった。

進捗率61%、用地取得・人材・資材の3つの壁

VECによると、2026年8月初旬時点の出来高は契約額の61%を超えた。着工から11カ月あまりでの数字であり、単純に日割りで考えれば、残る4割弱を4カ月半で仕上げる計算になる。これまでを上回るペースが求められる。

VECは建設省に対し、ホーチミン市とドンナイ省の人民委員会へ用地の早期引き渡しを指示するよう要請した。遅れを現場の努力だけで吸収するのは難しく、行政の後押しを求めた形だ。

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