ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、2026年8月の新車販売台数は前年同月比2%減の2万5,395台となった。前月比でも25%減と落ち込んだが、1~8月の累計販売台数は前年同期比12%増を維持している。完成車輸入やハイブリッド車の販売が伸びるなど、ベトナムの自動車市場では販売規模の拡大とともに、輸入車の存在感や電動化の進展が続いている。

8月の新車販売は2%減、乗用車が大幅減

ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、2026年8月の「全市場」販売台数は25,395台となり、前年同月比2%減、前月比25%減となった。ここでいう全市場は、VAMA加盟企業の販売に加え、非加盟企業による完成車輸入を含む集計であり、ベトナム新車販売全体を網羅する統計ではない。

車種別では乗用車が16,738台で前月比34%減、特殊用途車が399台で37%減となった。一方、商用車は8,258台で5%増と、需要の下支え役となった。国内組立車(CKD)は9,960台、完成車輸入(CBU)は15,435台で、いずれも前月を下回った。

今回の減速には、旧暦7月に当たる「月忌月」が影響したと現地メディアが報じている。大型耐久消費財の購入を控える慣習から、自動車各社が値引きや登録料支援を打ち出したにもかかわらず、8月は年初来で2月に次ぐ低い販売水準となった。

輸入車が伸び、国内組立車との差が拡大

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ベトナム経済メディアInfoBank 編集長

三浦 賢弥

KENYA MIURA

山形県山形市出身。筑波大学大学院でのベトナム研究・ホーチミン市師範大学での留学を経て、JETRO(日本貿易振興機構)に入構。

ベトナム進出コンサルティング・市場調査会社に7年間携わり、2026年1月にベトナム経済メディアInfoBankを企画・運営する株式会社InfoBase創業。代表取締役に就任。

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