ベトナム中部ダナンにイオンモール2号店誕生へ

イオンモール株式会社は、ベトナム中部の主要都市ダナン市ホアスアン区において、同市2号店となる新モール「(仮称)イオンモール Da Nang Hoa Xuan(ダナン ホアスアン)」の出店を決定した。2026年7月21日に発表された。

計画地の敷地面積は約102,000㎡で、開店予定時期や施設概要などの詳細は今後確定次第公表される見込みだ。

イオンモール Da Nang Hoa Xuan(ダナン ホアスアン)のイメージパース(出所)イオンモール

成長を続ける中部最大の経済都市ダナン

ダナン市はベトナム中部最大の経済都市であり、国内屈指の観光都市としても知られる。近年は交通インフラの整備や都市開発が進み、人口増加と所得水準の向上が続いていることから、中部地域における経済・商業の中心地としてさらなる発展が見込まれている。

出店計画地であるホアスアン区は、ダナン市中心部の南側に位置する新興エリアだ。現在も住宅開発やスポーツ施設の整備が進行中で、中長期的な人口増加が期待できる有望なマーケットとされる。また、ダナン市を南北に縦断する国道1号線からのアクセスにも優れており、市内中心部だけでなく周辺地域からの来店も見込める立地となっている。

1号店「ダナン タンケー」は開業10日間で来館者55万人超

イオンモールは今月、ダナン市1号店となる「イオンモール Da Nang Thanh Khe(ダナン タンケー)」をオープンしたばかりだ。同モールはオープンから10日間で来館者数が約55万人を超えるなど、連日想定を上回る来店があり、好評を博しているという。

同社は、この1号店に続く2号店の出店を通じて、地域の発展への貢献とともに、新たな交流・にぎわいの拠点づくりを目指す方針を示している。

ベトナム全土で加速するイオンモールの出店戦略

イオンモールはベトナム国内で南部・中部・北部の3エリアに展開を進めている。南部エリアでは「タンフーセラドン」「ビンズオンキャナリー」「ビンタン」の既存3モールに加え、「(仮称)チャンビエン」の出店も計画されている。

中部エリアでは、2024年9月開業の「イオンモール フエ」、2026年7月開業の「ダナン タンケー」に続き、今回の「(仮称)ダナン ホアスアン」が3拠点目となる。

北部エリアでは「ロンビエン」「ハドン」「ハイフォンレチャン」の既存店に加え、2026年下期に「タインホア」「ハロン」の開業が予定されているほか、「(仮称)バクニン タンティエン」の出店計画もあり、全国的な店舗網の拡大が続いている。

ベトナムにおけるイオンモールの展開状況(2026年7月21日時点)

エリアモール名称オープン日敷地面積(㎡)延床面積(㎡)総賃貸面積(㎡)車換算駐車場(台)
南部イオンモール タンフーセラドン2014年1月11日70,000182,00082,0003,300
南部イオンモール ビンズオンキャナリー2014年11月1日62,00070,00049,0001,700
南部イオンモール ビンタン2016年7月1日46,000114,00060,0002,000
南部(仮称)イオンモール チャンビエン101,000
中部イオンモール フエ2024年9月21日86,000138,00051,0002,100
中部イオンモール ダナン タンケー2026年7月3日14,60030,00021,000450
中部(仮称)イオンモール ダナン ホアスアン102,000
北部イオンモール ロンビエン2015年10月28日96,000120,00071,0002,300
北部イオンモール ハドン2019年12月5日95,000153,00076,0002,900
北部イオンモール ハイフォンレチャン2020年12月14日93,000158,00065,0002,600
北部イオンモール タインホア2026年下期105,000120,00052,0002,500
北部イオンモール ハロン2026年下期91,000130,00054,0002,500
北部イオンモール バクニン タンティエン77,000

ベトナム経済メディアInfoBank 編集長

三浦 賢弥

KENYA MIURA

筑波大学大学院でのベトナム研究・ホーチミン市師範大学での留学を経て、JETRO(日本貿易振興機構)に入構。

ベトナム進出コンサルティング・市場調査会社に7年間携わり、2026年1月にベトナム経済メディアInfoBankを企画・運営する株式会社InfoBase創業。代表取締役に就任。