ベトナム南部ホーチミン市人民委員会は、「バスによる公共旅客輸送管理に関する規則」を公布し、2026年8月20日に施行する。現地メディアのタインニエンによれば、バス路線の新設・廃止基準や事業者選定手続きを定めたほか、一部道路へのバス優先・専用レーンの設置2030年までの車両グリーン化などを盛り込んだ。

バス優先の通行ルールと専用レーンを新設

新規則では、歩道に最も近い車線でバスの優先通行を認め、二輪車との混合通行はそのまま維持する。これとは別に、道路インフラの条件を満たす一部区間・路線には、バスや自転車などの非動力車専用の優先・専用レーンを新たに設ける。バス停や乗り換え拠点の近くには公共自転車の駐輪場も整備する。

2030年までに全バスをEV化、決済システムも統合へ

2030年までに全てのバスを電気自動車(EV)などグリーンエネルギー車両とする方針も掲げた。障害者向け支援設備を備えた車両の割合は最低15%とする。

バス路線網は鉄道駅・空港・都市間バスターミナル・都心部など主要交通拠点との接続を優先し、路線・時刻表・車両・利用実績などの運行データを一元管理する。公共交通機関をまたぐ決済・精算システムの整備も進める方針だ。新規則は、旧ホーチミン市の2014年規則と旧ビンズオン省の2011年規則に代わるものとなる。

省統合と旧市域のバイク依存が課題に

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