ベトナムの2026年の公共投資は、8月20日時点で首相配分の年間計画の46.7%にとどまった。国家重要事業と交通運輸分野の重点事業に限ると38%で、用地の引き渡しと建設資材の供給元確保が課題として残っている。
ベトナム公共投資、執行率46.7%の内訳
財政省の週次報告によると、1月から8月20日までの公共投資(国家予算財源)の執行額は約477兆1,779億ドン(約2兆8,301億円)で、首相配分の年間計画の46.7%にとどまった(ベトナム財政時報による報道)。2026年の計画総額は約1,022兆6,070億ドン(約6兆651億円)で、8月末の累計は49.8%まで伸びた。
遅れは偏在しており、8月20日時点で25の省庁・中央機関と16の地方が全国平均を下回った。うち4つは執行率6%未満だった。
交通インフラで用地と資材の課題が残る
国家重要事業と交通運輸分野の重点事業の執行額は、8月末時点で約95兆4,451億ドン(約5,661億円)、配分計画の38%と全国平均を大きく下回った。主因は2つの鉄道で、南北高速鉄道は計画の3%、ラオカイ〜ハノイ〜ハイフォン鉄道は5.1%しか消化できていない。半面、ホーチミン市環状4号線は85.7%と、事業間の差は大きい。
政府は2026年8月29日付の公電60/CĐ-TTgで、北部で施工中の高速道路7路線・14事業の加速を指示した。用地の引き渡しと建設資材の供給元確保が課題として残り、資材難はハノイ首都圏環状4号線の第3構成事業などで指摘されている。
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