シャープの子会社であるシャープエネルギーソリューション株式会社が、ベトナムの建設会社NSN社と共同で運営してきた太陽光発電関連の合弁会社について、NSN社側の持ち分をすべて取得し、完全子会社化したことが明らかになった。

ポイントとしては、再生可能エネルギー需要が伸び続けるベトナム市場において、シャープが意思決定のスピードと事業運営の一体感を高めるべく単独経営体制へと移行した点、そして今後は工場・商業施設向けの屋上太陽光発電やバッテリー(蓄電池)併設型の発電所へと事業領域を広げていく方針にある。

ベトナムの合弁会社「SESV」とはどんな企業か?

今回完全子会社化の対象となったのは、シャープエネルギーソリューションとベトナムの総合建設会社NSN CONSTRUCTION & ENGINEERING JSC(NSN社)が共同で立ち上げた「SHARP NSN ENERGY SOLUTION JSC」だ。

同社は2026年5月28日付で社名を「SHARP ENERGY SOLUTION VIETNAM COMPANY LIMITED(SESV)」へと変更している。ハノイ市に本社を構えるSESVは、2020年3月の設立以来、太陽光発電所の設計から資材調達、建設までを一括して手掛けるEPC事業と、稼働後の運用・保守を担うO&M事業を柱として、ベトナム国内で事業を展開してきた企業である。

シャープエネルギーソリューション株式会社らが2019年にクアンガイ省で建設したメガソーラー(約49MW-dc)
写真出所:シャープ

シャープがNSN社の持ち分を取得、完全子会社化が実現

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