ベトナムの電子ウォレット最大手MoMoは2026年8月12日、GSM(Green and Smart Mobility)が展開する出前サービス「Green SM Food」との提携を発表した。飲食店はMoMoアプリ上から直接Green SM Foodへの出店を申請でき、登録料は0ドン、審査は1日での対応をうたう。MoMo側にすでに登録・認証されている店舗情報を流用できるため、これまで出前サービスへの参加をためらってきた小規模店にとって、参入のハードルが大きく下がることになる。


ベトナムMoMo、出前サービスへの出店申請機能を提供開始

ベトナムの電子ウォレット・MoMo(出所:みずほ銀行

MoMoアプリから出前サービスへ直接出店申請

今回の発表の核となるのは、MoMoアプリ内にGreen SM Foodの出店申請窓口が組み込まれた点だ。飲食店オーナーは普段使っている決済アプリの画面から、そのまま出前サービスへの加盟手続きに進める。実際の申請から稼働までをつなぐオンボーディング機能として実装されている点が特徴といえる。

認証済みの店舗データを登録フォームに引き継ぎ

Green SM Foodの仕組み(出所:Thanh NienSGGP

手続きの負担軽減を支えているのが、MoMo側の店舗データの再利用だ。MoMoの加盟店として本人確認・店舗確認を済ませている事業者は、その検証済み情報がGreen SM Foodの登録フォームにあらかじめ反映される。店舗側が対応するのは、Green SM Foodが追加で求める項目を補う作業のみとなり、ゼロから全項目を入力し直す必要がない。

登録料は0ドン、審査は「1日」を掲げる

費用面では、Green SM Foodへの登録費用が0ドンであることが案内されている。審査についても、MoMoは「1日での迅速な審査」を登録上のメリットとして打ち出している。承認後は、店舗はGreen SM Food上で速やかに営業を開始できる流れとなっている。

Green SM FoodはGSM傘下の出前サービス

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