ベトナム建設省は2026年9月8日、南北高速鉄道の着工目標を2027年12月と示した。現地紙タインニエンが9月10日付けで伝えた。。政府決議106/NQ-CPが定めた2026年末の期限からは約1年後退することになる。総投資額は約673億4,000万米ドル(約10兆3,522億円)にのぼる大型のプロジェクトであるが、FS作成コンサルの選定は9月時点でも終わっていない。
南北高速鉄道、着工目標を2027年12月に修正
9月8日付の建設新聞によると、チャン・ホン・ミン建設相が同日主宰した会議で「2027年12月の着工に努力する」と示された。現状、事業主体は事業支援コンサルとの契約を終え、測量・FS作成など準備段階のコンサルを選定中だ。
当初、ベトナム政府は2025年4月23日の決議106/NQ-CPで、FSを2026年8月に首相へ提出し、同年12月31日までに着工する工程を定めていたものの、実際は着工時期は行き来してきた。
運輸省は2024年12月時点で2027年12月を見込んでいたが、ファム・ミン・チン首相(当時)は2025年3月29日に2026年12月着工の決意を示し、同年12月には2026年1月中の投資方式決定を求めていた。後退の理由について、建設省の会議報道は触れていない。
南北高速鉄道の路線概要と未定の投資方式
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ベトナム経済メディアInfoBank 編集長
三浦 賢弥
KENYA MIURA
山形県山形市出身。筑波大学大学院でのベトナム研究・ホーチミン市師範大学での留学を経て、JETRO(日本貿易振興機構)に入構。
ベトナム進出コンサルティング・市場調査会社に7年間携わり、2026年1月にベトナム経済メディアInfoBankを企画・運営する株式会社InfoBase創業。代表取締役に就任。
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