日本・ベトナム間でオフショア開発や受託・制作といったプロジェクト型ビジネスを展開する企業にとって、ここ数年の事業環境は大きく変わりつつある。

円安によるコスト上昇や人件費の高騰に加え、AIの急速な普及によって開発・制作にかかる工数そのものが短縮されつつあるためだ。一方で原価計算やリソース管理の前提は従来のままという企業も多く、「案件ごとにどれだけ利益が出ているか把握しきれていない」「採用した人材が期待どおりの力を発揮できているか分からない」といった悩みを抱えるケースは珍しくない。

こうした課題に向き合うオンラインセミナー「海外現場の”見えない損失”を”コントロール可能な経営指標”へ」が、2026年9月15日(火)、ベトナム時間14:00から開催される。

主催するのは、自社ERP「ZAC」を展開するオロ・ベトナム(oRo Vietnam)と、ベトナム人材の適性検査や人材データ活用を手がけるPandaTest(パンダテスト)。ベトナムでIT・制作・オフショアなどのプロジェクト型ビジネスを展開する管理者層に向けて、案件・工数・人材を勘や経験ではなく数字で捉え直すための考え方と実践方法を紹介する内容だ。

セミナー内容

第一部:AI時代のプロジェクト管理をどう守るか(ZAC)

登壇するのは、オロ・ベトナムの堀祐樹氏(Cloud Solution Division Senior Manager)。2021年に株式会社オロへ新卒入社し、東京本社で自社ERP「ZAC」のセールスや採用活動に携わった後、2026年からベトナム現地法人へ出向し、現地の営業責任者としてマーケティング・営業活動全般を統括している。

第一部では、プロジェクト型ビジネスで起こりがちな”見えない赤字案件”がなぜ生まれるのかを整理した上で、案件ごとの原価・利益・リソース状況をリアルタイムで可視化し、経営判断につなげる方法を、事例を交えながら解説する予定だ。

第二部:低い”発揮率”が生む見えない損失(PandaBrain)

続いて登壇するのは、適性検査サービス「PandaTest」を開発した安済彰氏。2015年からベトナムに在住して11年になり、学生時代の起業(後に上場)やDMM.comを経てベトナムで創業した。人材紹介事業を皮切りに、これまで累計1,000社を支援してきた実績を持つ。

2023年からはオンライン適性検査サービスを展開し、東南アジアで100社以上が導入、受験者数は4万人を超えているという(早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員も兼任)。

「PandaBrain」の名で行われる第二部では、採用した人材が本来100%の能力を持っていても組織の中で70%しか発揮できていなければ、毎月の人件費のうち3割相当は活用しきれていないことになる——という考え方を切り口に、これまで見過ごされがちだった”入社後の人材ROI”を可視化する指標「能力発揮率」を取り上げる。

開催概要

  • 日時:2026年9月15日(火)14:00〜15:00(ベトナム時間)
  • 形式:オンライン(Zoom)
  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 定員:最大30名
  • こんな方におすすめ:ベトナムオフショアの生産性・品質を高めたい方/案件成功に向けた人材マネジメントに課題を感じている方/日越の組織連携やコミュニケーションを強化したい方
  • 参加特典:セミナー参加後のアンケートに回答すると、ORO社刊行の書籍『ナレッジワーカー・マネジメント 業績も人もついてくる 数字で語るマネジメント術』(20年以上の成長を続けてきた経営管理のノウハウをまとめた一冊)が贈呈される
  • 注意事項:セミナー中の録音・撮影は不可

AIの活用が広がるほど、勘や経験に頼ってきたプロジェクト管理や人材マネジメントを数字で捉え直す必要性は増していくと考えられる。

オフショア開発や受託・制作などプロジェクト型のビジネスに携わる担当者にとって、自社の原価管理や人材活用のあり方を見直すきっかけとして参考になりそうなセミナーだ。参加を希望する方は、下記の申込みページから申し込める。

▼お申し込みはこちら

https://info.pandatest.asia/ja/seminar/1509/