ハノイ市は2026年8月28日、市人民委員会庁舎で式典を開き、9月2日の建国記念日(独立宣言81周年)を記念して代表的な17件の事業・工事を披露した。このうちの一つが、西湖(Ho Tay)地区の価値向上・再開発と湖岸観光ルート整備事業だ。ハノイの都心部に残る大規模な水辺空間の再開発として、今後の観光・都市開発の動向を占ううえで注目される案件となる。
西湖再開発事業の概要、サングループがBT方式で事業化
総投資額1806億円、対象エリアは567ha
総投資額は約30兆1510億ドン(約1806億円)で、サングループ傘下の会社がPPP(官民連携)方式のBT契約により事業者となる。投資方針は2026年6月15日、市人民評議会の決議ですでに承認されている。
研究対象エリアは約567.75ヘクタールにおよび、このうち既存の水面520.9ヘクタールは維持したうえで、周辺の陸域(小規模な湖沼を含む)約46.85ヘクタールを開発する計画だ。事業主体はサングループ傘下のタインフォー・マット・チョイ社が務める。
サングループの事業実績
サングループは2007年にベトナムで事業を興した複合企業で、本社はダナンに置く。観光・娯楽、不動産、インフラ投資、建設など6分野を手がけており、今回の西湖案件は同社が持つ大型観光・都市開発の実績を都心部に持ち込む形となる。
西湖の湖岸整備計画、13.5kmを2段階で2030年完成へ
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