急速な経済成長とともに、ベトナムでは富裕層を中心に住宅の内装に対するニーズが多様化・高度化しつつある。こうした市場の変化を捉え、株式会社髙島屋グループが本格的にベトナムの住宅内装事業に乗り出した。
連結子会社である髙島屋スペースクリエイツ株式会社が新たに設立した「TAKASHIMAYA INTERIOR LIMITED」が、2026年7月28日、ホーチミン市ニャベ県にてモデルルームのオープニングセレモニーを開催し、富裕層向け住宅内装事業の開始を宣言した。
高島屋、ホーチミンで富裕層向け住宅内装事業を始動
オープニングセレモニーは、ホーチミン市ニャベ県の高級住宅開発エリアで実施された。会場では事業開始の宣言に加え、現地パートナーや設計・施工を担当する各社の紹介、モデルルームの内覧、現地パートナーとの交流会などが行われた。式典にはCelesta City社長(Keppel)のAlvin Lee氏、TAKASHIMAYA INTERIOR LIMITED社長の岡崎一朗氏、髙島屋スペースクリエイツの山下恭史代表取締役会長と河原恒志代表取締役社長、そしてQH-PlusおよびHOMEMAS会長のNguyen Quang Huy氏らが出席し、テープカットで新事業のスタートを祝った。

髙島屋グループはこれまで、世界各国のラグジュアリーブランドの内装を手掛けてきた実績を持つ。今回の事業では、その経験に加えて、収納・動線・耐久性といった日本の住宅づくりで培われてきた機能性、いわゆる「おもてなし品質」を掛け合わせることで、ベトナムの現地富裕層が求める住空間を実現していく方針だ。生活水準の向上が進むベトナムにおいて住宅内装需要を確実に取り込みつつ、住環境全体の質の向上にも貢献していく考えを示している。
モデルルームに見る、華やかさと機能性を兼ね備えたデザイン
今回公開されたモデルルームは、Celesta Avenue(ホーチミン市ニャベ県)内に設けられ、デザイン・設計はフランスのMCAと髙島屋スペースクリエイツが共同で手掛けた。コンセプトは大きく2つ掲げられている。
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