コロワイドグループの寿司チェーン「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(神奈川県横浜市)は、ベトナム1号店「かっぱ寿司 Hikari店」を2026年9月24日、ホーチミン市北部の商業施設「Hikari」に開業する。
同社にとってベトナムは初進出で、東南アジアではインドネシアに続く2カ国目の展開となる。寿司を中心に天ぷらや鍋料理を提供し、店内での天ぷら調理や魚の解体ショーといった日本ならではの食体験も打ち出す。
ベカメックス東急の商業施設「Hikari」に出店
出店先の「Hikari」は、東急グループとベカメックスIDCの合弁会社であるベカメックス東急が運営する商業施設で、2025年7月にホーチミン市へ統合された旧ビンズオン省の新都市エリアに位置する。日系の工業団地が多く立地する地域の中核的な商業拠点であり、駐在員とその家族に加え、現地の中間層以上の消費者が主な来店客層となる見込みだ。
運営はカッパ・クリエイトのグループ会社であるカッパ・クリエイトベトナムが担う。かっぱ寿司は東南アジアではすでにインドネシアで店舗を展開しており、ベトナムは同地域における2カ国目の進出国となる。同社は今回の出店を通じて日本品質の商品・サービスを提供し、地域の顧客に愛される店舗づくりを目指すとしている。

寿司に加え天ぷら・鍋料理、食べ放題は55万ドンから
「かっぱ寿司 Hikari店」は、家族での食事から会食まで幅広い場面での利用を想定した日本食レストランとして設計されている。店舗面積は274㎡、席数はカウンター席・テーブル席・個室を合わせて116席。和モダンな空間で、寿司を中心に天ぷらや鍋料理など日本の食文化を体感できるメニューを揃える。価格は寿司が一貫19,000ドン(約110円)から、食べ放題プランは1人55万ドン(約3,100円)からを予定しており、日常的な外食と特別な機会の双方に対応する価格帯といえる。
同店の特徴は、料理そのものに加えて「体験」を提供する点にある。店内での天ぷら調理や魚の解体ショーを通じて、日本の寿司文化の魅力を現地の顧客に伝えていく。ベトナムでは日本食レストランの店舗数が増え、寿司は一般的な外食メニューとして浸透してきたが、日本の大手寿司チェーンによる本格参入は、価格・品質・体験を組み合わせた新たな選択肢を現地の消費者に示すことになりそうだ。
店舗概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | Kappa Sushi Hikari(かっぱ寿司ヒカリ) |
| 所在地 | 商業施設「Hikari」内 Ly Thai To Street, Binh Duong ward, Ho Chi Minh City |
| 店舗面積 | 274㎡ |
| 席数 | 116席(カウンター席、テーブル席、個室) |
| 営業時間 | 11:00〜14:30/17:00〜22:00 |
| 定休日 | なし |
| 主なメニュー(予定) | 寿司:19,000ドン〜/一貫、食べ放題プラン:55万ドン〜/人 |
| 開業日 | 2026年9月24日 |
| 運営会社 | カッパ・クリエイトベトナム |

ベトナム経済メディアInfoBank 編集長
三浦 賢弥
KENYA MIURA
山形県山形市出身。筑波大学大学院でのベトナム研究・ホーチミン市師範大学での留学を経て、JETRO(日本貿易振興機構)に入構。
ベトナム進出コンサルティング・市場調査会社に7年間携わり、2026年1月にベトナム経済メディアInfoBankを企画・運営する株式会社InfoBase創業。代表取締役に就任。
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